
こんにちは、ショーです!(@privategadaiiti)
世の中には、待遇はめちゃくちゃ悪いんだけど居心地だけはいい会社があります。
給料が安い・サービス残業が多い・将来性が無いなど、自分でも待遇が悪い会社だと解っているのに、辞めれずについつい長く働いてしまう人がいます。
・5年も働いているのに手取りが20万円いかない。
・昇給・賞与も無いのにサービス残業だけはしっかりある。
・年齢的にもいつまで働けるか分からない。
「でもさ、辞めれないんだよね。」という方はご注意ください!
もし、その理由が以下だとしたら、なるべく早く転職をすることをおすすめします。
- 給料は安いけどオーナーの人柄が良いから働ける。
- 会社の待遇は悪いけど仲間たちがいるから頑張れる。
それは、働けば働くほどドツボにハマる可能性があるからです。
居心地のいい会社は稼げない『あかし』何年働いても給料は上がりません!
「この会社はオーナーも皆も人が良くて人間関係がいいこ!給料はちょっと安いんだけど、なんとか我慢できる。」
もし、仕事に求めるものが、給料より居心地なら危険信号です。
居心地がいいのは、仕事もそれほど忙しくもなく仲間と『和気あいあい』と働けるからであって、そういった仕事は給料が安いといっても過言ではないと思っています。
- 給料がいい会社は仕事も忙しい→忙しいと和気あいあいとは働けない
- 給料がいい会社は社員内で競争がある→人間関係がギクシャクする
- 人間関係が悪い会社→居心地がいい会社とは思わない。
居心地・給料・人間関係すべてが満足いく会社なんて、そうはありません。
競争も無く、みんな一律の仕事量・給料なら、人間関係が崩れることもなく『居心地の良い会社』になるわけです。
そして『居心地がいいけど給料が安い仕事』は、業界的なものもあるので、「そのうち給料を上がてくれるだろう」と思っても上がるわけがないのです。
5年で上がらない給料は10年経っても上がらない話
私が管理職を務めた前職で、こんなエピソードがあります。
6~7年ほど勤め、仕事がよくできる社員がいました。
しかし、少し『性格に難』があり、ちょくちょく問題を起こす社員だったので、そこが会社から『低評価』を受け、年収にして300万円も貰っていませんでした。
彼は、業務に支障をきたすような問題を起こすわけではなかったのですし、バリバリ業務もこなしていました。
あれだけの仕事量をこなして年収300万は『私だったらすぐに辞めているレベル』で、ちょっとありえなかったんですが、その社員は愚痴るように私にこう言うんです。
「あと、3年で給料増えなかったら辞めます」と…。
思わず「えっ、その給料であと3年も我慢できるの?」って言ってしまったんですがね(苦笑)
ただ、それも本気で辞める気はなく『何とかしてくれるのを期待してる』のが見え見えでしたね。
そのあと私が先に辞めてしまったので、彼がどうなったのかは分かりませんが、彼が『低収入』でも辞めずにいたのは、自分のわがままが通る会社に『居心地の良さ』を感じていたからです。
どんな業界でも5年働けば、仕事も一通り覚え『第一線で活躍』しているはずです。にも拘らず、会社が給料上げてくれないという事は、
会社は『給料アップ』する気はない。
5年働いて『給料が上がらない』会社は10年働いても給料が上がることないと考えるべきなのです。
ちなみに私の前職は花屋で、給料の相場は一般の社員で250万~400万ってところでしょうか…
<参考記事>
転職するなら花屋は選ぶべきではない!20年働いた男が教えます
居心地の良い会社はサービス残業が多い!家族が犠牲になります
そして、居心地のいいアットホームな会社ほどありがちなのが、誰かがまだ仕事をしていると誰も帰らないことです。
- 仕事が終わりタイムカードを押しても、なかなか帰らない。
- 今日やらなくていい仕事をだらだらやりだす。
結果サービス残業が増えます。
本来は、1人残業すればいいものを、残業代もつかないのに皆で残ってダラダラ仕事を続け、いつも帰りが遅くなり『給料が安いのにサービス残業が多い』と自爆するのです。
特に『花屋』は、昔からそういった悪しき風習がありますね。
誰かが花を活けていると『早く帰れ』と言っても、帰らないでダラダラいつまでも残る。
私はそれがたまらなく嫌いでした。
私は家族のために働いています。
それに、早く仕事を終わらし家に帰って、好きな『つまみ』を食べながら一杯やりたいだけなんです。
なので、働くうえで「サービス残業ほど無駄なことはない!」と思っています。
- サービス残業は家族との大事な時間を無駄に失う。
- オーナーだけが潤うサービス残業はするべきではない。
私が20年間『花屋』で、散々サービス残業をしてきて行き着いた感情は、
「お金を稼ぐために働いているのであって、お金が貰えないなら働かない方が良い。」
…です。
我慢があきらめに変わった時、辞められなくなります!
上記までに書いたように、会社の居心地が良いと「給料は安いけど人間関係が良い会社が一番。」と、少しくらいの待遇の悪さにも我慢できます。
そして、こんな思考を持ち始めます。
「まだ、入社して3年だし、5年10年と頑張れば給料も良くなるだろう…今は我慢。」
しかし、何度も言うように5年で上がらない給料は10年経っても上がりません。
3年で変化がない会社は要注意です。
- 3年も過ぎると「辞める」と言いづらくなる。
- 「どうせ何も変わらない」と、あきらめに変わる。
あきらめたら会社に『悪条件を受け入れている』と思われてしまいます。
「彼は、何も言ってこないし、今の給料でいいんでしょ?」と、いつまでたっても待遇が良くなることはありません。
ちなみに上記のセリフは、前職の社長が管理職だった私に言ったセリフです。
居心地が良くなり言えなくなる前に『言うべきことは』は言わないとダメですよ。
結論:居心地の良い会社は3年をこえると辞めれなくなります。
居心地がいい会社は3年を目安に辞めるべきです。
- 3年働いて給料が上がらない会社は5年10年働いても給料が上がることはない。
- 居心地のいい会社は仕事が終わっても皆帰らず、結果サービス残業が増える。
- 3年を過ぎると『辞める』勇気もなくなり、飼い殺しになる。
役職に付かない限り、3年、5年と長く働くほど仕事はどんどん楽になります。
それは、今まで『全力』でやってきた仕事が7割・8割程度の労力で出来るようになるからです。
仕事が楽になり、下の人間もでき、居心地がどんどんよくなります。
この頃には『待遇の悪さ』より『居心地の良さ』を選んでしまうようになっています。
我慢が諦めに変わるときです。
何度も言いますが、5年働いて『結果』を出してくれない会社は10年働いても良い結果は出ません。
その予兆は3年も働けば見えてきます。
なので、居心地のいいだけの会社は3年を目安に転職を考えるべきなのです。
諦めて『行動力』を失う前に…。
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