葬儀費用をかけずに『いいお別れ』をする方法【値段ではない】

こんにちは、ショーです。

私は過去20年間葬儀業界で働き『納得のお別れができた遺族。できなかった遺族。』様々なお別れを見てきました。

そして行き着いた考えは『納得いく葬儀とは、予算内で済むこと』だという事です。

「身内の最後をお金で考えたくはない。」という人の方もいらっしゃると思います。

でも、考えて見て下さい。

貯金が1000万円ある人なら「200万の葬儀予算で300万かかってしまったけど、良い葬儀だった」と言えるかもしれません。

しかし、貯金がない人が『100万円の葬儀』を上げてしまった場合、死活問題です。

「100万円どうしよう…」と、葬儀中もお金のことばかり考えてしまって、ゆっくりお別れはできません。

私は過去に500万の借金を抱えていましたので、よく分かるんです。借金は頭から離れる事がなく、常にお金のことばかり考えてしまいます。

もちろん『良い葬儀=100%予算』とは言いません。ただ、大部分は締めます。

世の中、貯金が無い人や借金がある人ばかりです。

なので、納得の葬儀をするには、まずは『予算内で納める』ことが大事です。

ただ、下記に記事で書いてあるように『葬儀社』はあの手この手で葬儀費用を上げようとしてきます。
葬式の費用がバカ高い理由を教えます【ボッタくられないために】

葬儀は油断すると予算が一気に膨れ上がります。

なので、今回『葬儀費用を抑えながら良い葬儀をする方法』を書きますので、いつか来るその時にお役立てください。



お金がないなら火葬式でも十分に納得のお別れはできます。

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冒頭でも書いたように、お金が無い人が納得の最後のお別れをするには『予算内』ということが大前提です。

なので、お金が無いなら無理に葬式をあげるのではなく、火葬だけする『火葬式』で十分です。

火葬式でも心温まるお別れはできます。

問題なのは、『気持ちが入っているか?どうか』なのですから…。

お葬式は絶対にやらなくてはいけないものではありません。

日本の法律上、葬式をあげなくてはいけないと言う法律はないんです。

最近はどの葬儀社でも『火葬式〇〇万円~』みたいなプランがあって大体15万円前後で火葬することができます。

火葬式は時間的にも半日で終りますので「仕事が休めない」という方にも適しています。

ただ、火葬式は近親者のみで行うので、遠方にいる親族・友人・知人から「何で知らせてくれなかったんだ!」とか「最後のお別れをしたかった…」などの不評もあります。

火葬式は、故人さんの人間関係も考慮したうえで行う事をおすすめします。

生前、人柄がよく親戚関係も良好で多くの友人・知人がいるならば、お葬式をあげた方が良いのかもしれませんね。

香典で費用の一部を賄う事もできますしね。

葬儀費用は行う『宗派』によって大きく変わります。

女性

日本の葬儀と言えば『仏式』ですが、実は仏式が最も費用が高くなります。

何にお金が掛かるかと言いうと『お布施と祭壇』です。

祭壇50万~100万、お布施30万~50万なんてザラで『葬儀費用の半分以上』が祭壇費とお布施代だったりします。

なので、仏式で葬儀をしなければ費用をグッと抑える事ができます。

お葬式には『お坊さん』を呼ばなくてはいけないと思っている方もいるかもしれませんが、そんな決まりはありません。

もちろん『信仰』度合いによりますが、普段からお寺に行き『お参り』とかしていますか?

日本人は一つの宗教にこだわらない民族です。

お正月には『神社』で神頼みをし、結婚式では『教会』で賛美歌を歌い、お葬式では『お寺』でお坊さんに読経を読んでもらいます。

仏式で葬儀をする必要はないんです。

費用を抑え良い葬儀になりやすいのが『無宗教』という形の葬儀です。

無宗教にすると葬儀で最も費用がかさむ『祭壇とお布施』がいらなくなります。

値段をかなり抑える事ができるうえ、心に残るいい葬儀ができる場合が多いのです。

1つ例をあげると『音楽葬』という形にして、棺を式場の真ん中に安置してその周りに椅子を並べて、皆で囲い故人さんが生前好きだった音楽を流して、ひとりひとり故人さんとお別れをする。

祭壇もお布施もいらないので、費用はグッと抑えられて、心に残るお別れになりますよ。

ただし、親戚に『信仰深い』人がいると「お坊さんにお経を唱えてもらわないなんてありえない!」ともめる事が多いです。

やはり、日本は仏教徒が多くて特に年配の方は葬儀でお坊さんを呼ばない事を受け入れられない人も多くいます。

口うるさい親族がいる場合は、予め『無宗教』で行うことを伝えておくことが必要です。

最悪は『呼ばない』という手もあります。親戚付き合いは終了しますがね。

葬儀費用を抑えるには斎場選びもポイントになります。

女性

葬儀で費用がかさむ原因の一つに『斎場使用料』があり何十万もの予算が変わってきます。

以下にザっと書きますが、こんなにも変わるんです。

  • 市営の斎場:5万~10万
  • 民間の斎場:10万~40万
  • お寺所有の式場:無料~100万
  • 葬儀社所有の斎場:5万~20万

※東京の相場でお通夜と告別式の2日間の料金で、あくまで目安ですので式場の面積や立地で費用も変わります。

葬儀費用を抑えたいなら、式場使用料も頭に入れておくと良いですよ。

ポイント!:見積もりは必ず複数人で確認しましょう

葬儀は予算を決めておくことが一番重要です。

そして、予算に合った葬儀の形を決めればいいのです。

ただ、葬儀は追加、追加で予算が跳ね上がっていくケースが多いです。

最愛の人が突然亡くなった場合、本来は時間をかけて亡くなったことを理解をし、今後どうすればいいのか?考える必要があります。

また、闘病の末に亡くなった場合、看病疲れが当然ありますし、亡くなったのが夜中だとしたら寝ずに対応に追われます。

その心身衰弱してるところにプロの営業マンがきて、冷静な判断が出来ないうちにササっと見積もりを取って葬儀をしてしまうのです。考える時間なんてありません。

で、よくよく見ると必要のない物や、不明なものが多数あったりします。

なので、葬儀を決める前に必ず『最終見積もり』を確認しましょう。それも複数人で。

高校生の息子だっていいんです。

違和感がないか?複数の人で見積もりを確認することが間違いない方法なのです。

注意!:予算を下げるつもりが逆に高くついてしまうケース教えておきます

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最近、どの葬儀社でも『家族葬セット』というものがあります。

安く提示してあるものも多く、ネーミング的にも『安くいい葬儀』ができるイメージがあります。

しかし、家族葬は『詐欺まがい』のセットが多く慎重な『見積もりの確認』が必要です。

まず、パンフレットに書いてある予算では収まりません。

詳しく書いた記事を貼っておきますのでご確認ください。
費用を抑えたいなら家族葬にしてはいけない理由【高くつきます】

家族葬は、多くの人が間違った知識を持ってしまっています。

家族葬とは近親者だけで葬儀を行うことで、安く済むわけではありません。

仏式だろうが、予算300万円だろうが『家族だけ』でやるのが家族葬です。お間違いなく。

家族葬の一番のデメリットは家族だけで行うので香典が入らないので『葬儀費用が100%実費』になる事です。

家族葬でよくあるトラブルが「あまり予算もないし、身内だけでひそやかに行おうと家族葬〇〇万円セットにしたのに、気づいたら、葬儀費用の桁が一つ変わっていた…」こんな事はザラにあります。

葬儀費用を抑えるために、家族葬を選ぶと逆に高くつく場合がありますので注意が必要です。



最後に、エンディングノートを書いておくといいですよ

『エンディングノート』というものをご存知でしょうか?

遺書や遺言書などとは違って、自身の最後をどうあるべきか、どういった最後にして欲しいのか?

自分の最後を連絡して欲しい友人や知人、好きだったものから自分の財産などが預金してある銀行など、自身のあらゆる心情や情報を書いておくことが出来る一冊のノートです。

エンディングノートを自身で書いておく、又は身内に書いてもらう事により、葬儀のことも話し合うようになり、いざという時に慌てずに葬儀社の言いなりにならずに済みます。

ただ「亡くなった時のために書いて」とは、言いにくいですから、家族みんなでワイワイ書いてみると自然に書けるかもしれませんね。

今まで育ててくれた親、幼少期を共に過ごした兄弟、最愛の人。

いつかは、皆亡くなります。

考えたくはないものですが、いつか訪れるその際には『心温まる最後のお別れ』をしたいものですね。

<合わせて読みたい記事>
大手葬儀社と街の葬儀屋さんどっちがいい?【葬儀社の選び方】

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