【葬儀トラブル多発】費用をかけなくても納得の葬儀は出来る!

こんにちは、
葬儀業界で20年勤め、深部まで見てきたショーです。

今まで育ててくれた親、幼少期を共に過ごした兄弟、最愛の人…いつかは皆亡くなります。

分かってはいるけど、考えたくはないですね。
でも、いつか訪れるその際には納得のいく最後のお別れをしたいですよね。

しかし、葬式のトラブルは後を絶ちません。

やはり金銭面のトラブルが多いのですが、納得のいくお葬式にするにはどうすればいいのか?

今回は、費用をかけなくても満足のいくお別れの方法を書きますので、読んでみて下さい。

スポンサーリンク

なぜ、葬式の金銭トラブルが後を絶たないのか?

まず、どうして葬式のトラブルが多いのかというと、日本の葬式がビジネス化しすぎているからです。

日本は葬儀費用が世界一高い国なのです。

世界の葬儀費用の平均数十万円程度に比べて、日本は平均200くらいの値段です。
私たち庶民からすれば、ひと財産持っていかれるイメージですよね。

ちょっと言い方が悪くなりますが、『最愛の人が亡くなった悲しみの心の隙を狙ったビジネス』と言ってもいいくらいです。

ショー

悲しみの中、物事をよく考えられない時に高い物を売りつけられて、葬儀が終わったあと我に返り「値段が高すぎる、あれもこれも本当はいらなかった」となるのです。

お金をむしり取ろうとする葬儀社と、むしり取られた遺族。

これがトラブルの原因です。

今まで、施主(葬儀費用を払う人)を務めたことがある人はこう思ったハズです。

料理:老舗の料亭か?
返礼品:何のブランド?
花:たったこれだけ?

それでいて、料理の味は旨くない、返礼品は安そう、花は痛んでる、ときたものだから不満が出るのです。

その他にも、こんな事でぼったくられます。

必要以上に大きい祭壇。
必要以上に大きい式場。
不必要な備品。

身内だけでお葬式をするのに100席もあるような大きな式場で、無駄にデカい祭壇。
音響設備代・筆記用具・その他もろもろ「こんな物までいちいち金取るな」と言いたくなる見積もり。

全て必要のないお金をむしり取られているのです。

葬儀でぼったくられた人

しかし、葬儀がビジネス化している以上は葬儀社が葬儀費用を上げようとするのは、当たり前といっちゃあ、当たり前なのです。

洋服を買いに行けば「これ、おススメですよ~」と値段の高い服を進めてきたり、「このジャケットにはこのインナーがピッタリですよ~」と、押しに負けて買ってしまったなんてこと有りますよね。

デパ地下に行けば、目に映るものが凄く美味しそうで、つい余計なものまで買ってしまいませんか?

ショー

普段でもつい買ってしまうのですから、最愛の人が亡くなった悲しみで冷静な判断が出来ない時に、「これは絶対に必要ですよ!」と進められれば、「じゃあ、必要なら」と購入してしまいますよね。

悲しいことに日本の葬儀は商売なのです。

費用を掛けずに納得のいく葬儀をする方法!

納得のいく葬儀ができたイメージ

では、実際に費用を掛けずに納得のいく葬儀をする方法はあるのかというと、あります!

いくつか書きますが、費用を掛けずに葬儀を行う方法のメリットとデメリットも書きますので参考にしてみて下さい。。

火葬式で行うことで時間と予算を大きく削る事が出来ます。

お葬式を行わずに火葬場で火葬だけする方法です。最近では『直葬』といいますね。

日本の法律上、ご遺体の火葬はしなくてはいけないのですが、葬式をあげなくてはいけないと言う法律はないんです。お葬式は絶対にやらなくてはいけないものではありません。

で、火葬だけの費用はどのくらいかというと、大体15万円前後だと思います。葬儀社のプランにある『火葬式〇〇万円~』というのがそうです。

火葬式について

火葬式の値段は、お住まいの市区町村が火葬場を持っているかどうかによって大きく変わる場合があります。
市民であれば火葬料金が数千円の所、市外の人なら数万円かかるなんて火葬場もあります。

なので、近くに火葬場があったとしても、そこが隣町だったら市外料金になるので、「思ったより高くついた」と感じるかもしれません。



火葬式のメリット:
火葬だけですので半日もあれば終わりますし、値段も安く上がります。
時間・お金のない人に向いています。

火葬式のデメリット
火葬式は基本的に近親者のみで行うので、遠方にいる親族や、友人、知人から「何で知らせてくれなかったんだ!」とか「最後のお別れをしたかった…」など言われてしまう事があります。

その時になって「やっぱり、お葬式あげればよかったかな~?」と思う事になるかもしれません。

ショー

近年は火葬式で済ます方も多いのですが、故人さんの人間関係を考慮したうえで行う事をオススメします。
生前、人柄がよく親戚関係も良好で多くの友人・知人がいるならば、お葬式をあげた方が良いのかもしれません。

一番のオススメ!無宗教で葬儀を行うこと

火葬式以外で一番葬儀費用を抑える方法は無宗教で葬儀を行う事です。

葬儀で最も費用がかさむ部分はお布施祭壇です。

先で述べた『料理』『香典返し』『花』は実際には実費の負担は少ないものなのです。

会葬者へ振る舞う料理や香典返しは、頂く香典で賄います。
花は出してくれる人から頂くものです。

なので、『料理』『香典返し』『花』の実費負担は、自分の子供などの家族分だけなので、それ程高額にはならないのです。

しかし、祭壇と、お布施はとにかく高い!

祭壇50万~100万、お布施30万~50万なんてザラで安い方です。

隙を与えると、祭壇300万!お布施100万!ってイカれてしまいます。
葬儀費用の半分以上が祭壇費とお布施代だったりするのです。

なので、無宗教にして祭壇とお布施をなくした葬儀をすればいいのです!

無宗教のメリット:
やり方次第で値段をかなり抑える事ができるうえ、心に残るいい葬儀ができる場合が多い。

ショー

1つ例をあげます。
音楽葬という形にして、棺を式場の真ん中に安置してその周りに椅子を並べて、皆で囲い故人さんが生前好きだった音楽を流して、ひとりひとり故人さんとお別れをする。

祭壇もお布施もいらないので、費用はグッと抑えられて、心に残るお別れになりますよ。

しかし、この場合注意したいのが葬儀社が「では、故人さんの周りをお花で囲んであげましょう」とか「お花で祭壇を作ってあげましょう」と、モーレツな営業を受ける事になります。

日本は葬儀費用もバカ高いが、お花もムダに高い国です。

なので、「最後はいっぱいのお花で飾ってあげたい」と思っているなら、それなりの金銭面的な覚悟は必要です。

無宗教のデメリット:
信仰している宗教がある人には向かない事です。

それに、いくら自分がよくても親族に信仰深い人がいると「お坊さんにお経を唱えてもらわないなんてありえない!」とバッシングを受けることが多いです。

やはり、日本は仏教徒が多く年配の方は、葬儀でお坊さんを呼ばない事を受け入れられない人も多くいます。

なので、やたら口を挟んでくる親族がいる場合は、あらかじめ無宗教スタイルでおこなう事を伝えておくといいでしょう。



費用を抑えるには斎場選びもかなり重要!

葬儀で費用がかさむ原因の一つに斎場使用料があります。

斎場には、市営の斎場、民間の斎場、お寺所有の斎場、葬儀社所有の斎場などがあり使用料金は大きく異なります。
(※東京の相場でお通夜と告別式の2日間の料金)

  • 市営の斎場:5万~10万
  • 民間の斎場:10万~40万
  • お寺所有の式場:無料~100万
  • 葬儀社所有の斎場:5万~20万

市営は火葬料金と一緒で市民なら安く使用することが出来きます。

民間は式場使用料で成り立っていますので基本的に高いです。

お寺所有の斎場は、格式の高いお寺の式場はバカ高いですし、逆に檀家のために無料で式場を貸してくれるお寺もあります。

で、意外と安かったりするのが葬儀社が所有する式場です。

何度も言いますが、日本の葬儀はビジネス化しすぎています。葬儀社が自社を選んでくれるように、あの手この手でお客さんを獲得するのに必死です。

その差別化のひとつで、自社の式場を所有しているのです。

式場持っている葬儀社ってしっかりしてそうで安心感ありませんか?それが立派な式場だったら尚更ですよね。さらに、その立派な式場が安価で使用出来たら印象がアップしますよね。

それが狙いです。

っと、相場を見ていただきましたが、式場の面積や立地で大きく変わる事は間違いないでしょう。

余談

日本人は一つの宗教にこだわらない民族です。
お正月には神社で神頼みをし、結婚式では教会で賛美歌を歌い、お葬式ではお坊さんに読経を読んでもらう。

クリスマスやハロウィンなど意味は分かっていないが便乗している日本人は多くいます。ワールドカップがあれば、普段サッカーは全く見ていない人でも、寝ずに朝方まで騒ぐ事が出来る、それが日本人なのです。

なので、「お葬式は仏式でしょ!」と決めつけないで、無宗教スタイルもありですよね。



予算を下げるつもりが逆に高くついてしまう事もあるので注意!

にわか仕込みの知識で葬儀社と交渉すると思わぬ高額な葬儀になってしまう事があります。

葬式の金額が高くなってしまった一家

お葬式と言えば、「仏式」「神式」「キリスト教」「学会」など、信仰している宗教の方式でお葬式をあげます。

しかし、近年の葬儀はビジネス化がもたらした結果、様々な名前が付いています。

「火葬式」「直葬」「無宗教」「音楽葬」「家族葬」「社葬」「合同葬」と様々です。
これ、言葉は違っても意味は同じだったりします。

「火葬式と直葬」「無宗教と音楽葬」は一緒の意味ですし、「社葬と合同葬」は、ほぼ一緒なのです。

で、一番気を付けたいのが、「家族葬」です。

最近一番多く耳にしますが、一番曲者で幅が広すぎて多くの人が間違った知識を持っているのです。

家族葬とは近親者だけで葬儀を行う事で、無宗教や火葬式とは異なります。

ショー

仏式だろうが、神式だろうが家族だけでやるのが家族葬です。お間違いなく!
家族だけで行うので香典が入らないので葬儀費用が100%実費になってしまうんです。

家族葬でよくあるトラブル

あまり予算もないし、身内だけでひそやかに行おうと家族葬〇〇万円セットにしたのに、葬儀社に別途アレコレ進められて気づいたら、葬儀費用の桁が一つ変わっていた…
余計な物ばかりあって、あんなもの要らなかった…

こんなケースはザラにあります。

家族葬というのは、

「葬式は普通にあげてあげたいが親戚も遠方だし」
「故人さんが全く人づきあいが無かった」

と言う人が「無理やり人集めると大変だから近くにいる身内だけでお葬式上げようか」というのが家族葬なのです。

葬儀費用を抑えるために、家族葬を選ぶと逆に高くつく場合がありますよ。

エンディングノートを活用しよう!

エンディングノート

エンディングノートというものをご存知でしょうか?

遺書や遺言書などとはまた違い、自身の最後をどうあるべきか、どういった最後にして欲しいのか?

自分の最後を連絡して欲しい友人や知人、好きだったものから自分の財産などが預金してある銀行など、自身のあらゆる心情や情報を書いておくことが出来る一冊のノートです。

エンディングノートを自身で書いておく、又は相手に書いてもらう事により葬儀の事も話し合うようになり、いざという時に慌てずに葬儀社の言いなりにならずに済みます。

お金がたっぷりある人は別ですよ!

お金持ち
葬儀にお金を掛けたくない人もいれば、いっぱい掛けたいという人もいます。

葬儀費用は相続税の控除の対象になります。

なので、故人さんが財産をたくさん残された場合は、ある程度を葬儀費用で使う事で税金対策になりますので、必ずしも葬儀費用を抑える事がいいとは限りません。



まとめ:後悔のない納得の葬儀にする方法

葬儀社はビジネスマンであり、営業マンです。心の隙をねらわれないように前もって心の準備をしておくこと!

  • 予算を決めておく事!
  • 絶対に葬儀社におまかせにはしない事!
  • 見積もりは必ず確認し不明な項目は遠慮しないで聞く事!

まず、葬儀費用をあらかじめ決めておくことが重要です。

「これ以上は絶対に出さないよ」という意思を葬儀社に伝えれば、それ以上ぼったくられる事も少なくなるでしょう!
で、葬儀社におまかせには、しないようにしましょう。不要なものまで押し付けられることも減ります。

しかし!そんなの関係なしに取りにかかってくる葬儀社も多くいます。
それに対抗するには葬儀に関する知識を付ける事が必要です。

そして、見積もりは必ず確認する事!ぼったくられる原因になります。

見積もり確認は重要!

例えば、最愛の人が突然亡くなった場合、何が起きたのか呆然とするはずです。本来は時間をかけて理解をし、今後どうすればいいのか?考える必要があります。

また、闘病の末に亡くなった場合、看病疲れが当然ありますし、亡くなったのが夜中だとしたら寝ずに、その対応に追われます。

その心身衰弱してるところにプロの営業マンがきて、冷静な判断が出来ないうちにササっと見積もりを取って葬儀をしてしまうのです。考える時間なんてありません。

自分は大丈夫だと思っても、いざその場面になると冷静な判断は出来ないと思います。

そうならないためには、葬儀内容や予算をあらかじめ決めておく事が後々トラブルにならない一番の秘訣だと思います。
考えたくないけど考えなくてはいけないということですね。

仏のような良い葬儀社を見つけられれば、こんな心配しなくてもいいのですが、それが一番難しいと思います。

なので、葬儀の知識を付けぼったくられないようにすることが大事です。

最後にアドバイス!
葬儀費用を抑えたいなら、葬儀社にお金を持っている事を絶対に知られないようにしましょう!