
こんにちは、ショーです!(@privategadaiiti)
職場での人間関係が上手くいかずに、それが原因で会社を去っていく人も多くいると思います。
しかし、雇用が安定しない今の時代に雇用条件のいい会社を人間関係が理由で会社を辞めるのは勿体ないことです。
では、職場での人間関係はどうすればうまくいくのか?
この記事では、職場の人間関係をうまく保つコツを書きます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
職場の人間関係はうまくいかないのが当たり前と考える
人間関係は合わない人とは絶対に合いません。
全ての人間の相性が合うハズはないのです。
育ってきた環境や物事の考え方、好きなもの・嫌いなものが全く違う人間と「うまくやれ」と言われても、そう簡単にできることではありません。
巨人ファンと阪神ファンに「仲良く観戦しろ!」と言ってもできませんよね。
職場の場合は、そこに欲・嫉妬・妬みなどが絡むわけですから、上手くいくはずがないのです。
職場の同僚は所詮は他人。心を開きすぎないようにする
たとえば自分が職場で「この人とは上手くいかないかも?」もしくは「すでに、こじれている」という人物を想像してみて下さい。
同じ課とか、チームとか、会社内でも顔を合わしている時間の長い人物ではないでしょうか?
- 誰よりもいい思いをしたいという欲。
- いい思いをしている同僚への嫉妬。
- 自分より同期が先に出世したことへの妬み。
「いい給料が欲しい。」
「先に出世したい。」
『知人より、いい思いをしたい』という欲が、嫉妬や妬みに変わり、徐々に職場での人間関係を悪くするのです。
部署も違えば話したことも無い、自分と一切関係の無い人物と人間関係がこじれる事はありませんからね。
元々、関係が無いのですから…。
よく知っている人物だからこそ「アイツだけ良い思いしやがって…」と、嫉妬・妬みが生まれ、そこから人間関係がこじれるわけです。
家族や親友が『良い思い』をしたら、心から一緒に喜べますものね。
愚痴ばっかいう同僚とは会社帰りの一杯は行ってはいけない
話すことがいつも上司・会社への愚痴だけという『うすっぺらさ』もおすすめしない理由ですが、愚痴仲間は、少し状況が変わっただけでコロッと態度を変えてくる事があります。
もし、自分が出世をしたとして、よく飲みに行ったりして仲が良いと思っていたはずの同僚が、ガラッと態度を変えて自分への悪口を言いまくっていたとしたらどうでしょうか?
今まで通り接することができますか?
できませんよね。
飲みの席でできた『共感』なんて所詮その程度です。
これは、私も前職で『上の立場』になった時に経験したことです。
仕事上では私が先輩だったのですが、同じ歳ということもあってよく飲みに行ったり、一緒にスロット打ちにいったりした仲の良かったはずの人物がいたのですが、私が役職になったことで関係が悪くなりました。
私が関係を悪くするような事をしたのか?
相手がしたのか?
記憶は定かではありませんが、気が付けば関係は悪化していましたね。
職場の同僚は顔を合わしている時間が『一番長い人物』ですので、飲みに行ったり、会社のことを愚痴りあったりすることも多いと思います。
ですが、中途半端な付き合いはしない方がいい。
中途半端な付き合いをして『なあなあ』になってしまうのではなく、職場の同僚とは割り切って付き合うのが、後々に人間関係を悪くさせないこコツなのです。
転職先で失敗しない人間関係の作り方!
人間関係が原因で転職される方は「人間関係のいらない仕事に転職したい」でしょうが、『人間関係がいらない職場』なんて実際に少ないです。
「人間関係が必要ない」と言われているタクシーでさえ、最低限の人間関係はあります。
どんな仕事でも最低限の人間関係は必要になるのです。
転職先では焦らず慎重に様子を見ることが重要
先ほども言ったように、人は相性が良くない人と良い人間関係を作ることはできません。
しかし、転職して直ぐには「誰と相性がいいのか」なんて分かりません。
最初に会話をして相性がよさそう…。
最初に飲みに行って仲良くなったかも…。
でも、もしかしたら自分とは全く考え方が合わない人かもしれません。
なので焦らず、まずは様子を見ることが大事です。
- 最初はプライベートな会話はしないようにする。
- 個別での飲みの誘いには慎重に対応する。
一度近寄ってしまうと、あとから離れようとして人間関係がこじれる場合があります。
仕事上の会話はコミュニケーションをとるためにどんどんするべきですが、プライベートの会話は控えた方がいいです。
プライベートの会話で近寄ろうとするのではなく、相性がいいと思った人とだけプライベートな会話をするのがいいです。
愛想は必要だが、八方美人は絶対にダメ!
転職先で良好な人間関係を築くために「愛想よくしなくては!」と、自分から歩み寄っていく方も多いと思います。
でも、焦ってもいい結果は出ません。
笑顔を振りまけばいいわけではなく、時に『その笑顔』がトラブルの基となる時もあります。
前職で従業員を管理していた立場から言わせてもらいます。
転職先で、笑顔を振りまけば人は近寄ってきます。
しかし、早々に近寄ってくるのは、その会社のトラブルメーカーが多く、自分のグループに引き入れようと近寄ってきます。
もちろん近寄ってくる全員がそういう訳ではありません。
指導役や上司の場合は、本当にコミュニケーションを取ることが目的で誘ってくるのでしょうし、本当に善意で近寄ってくれる人もいるでしょう。
しかし「グループを大きくして自分の立ち位置を築きたい」目的で新人を引き込もうとする悪い先輩がいるのも事実です。
そのグループに入るのならいいのです。
ですが、「なんか、この人違うな」と、後から付き合いを変えてしまうと関係は悪化します。
こういったトラブルメーカーは、気に入らない奴にはあからさまな態度を取ります。
『ハブ』られたり、学生時代からあったいじめのような仕打ちを受けることにも…。
心が成長せず、いつまでも『ガキ』のような事をする奴ほど、仲間を作ろうと必死に新人を引き入れようと必死なのです。
こういった者が近寄ってくるので、構わず笑顔を振りまく八方美人ではダメなのです。
飲みに誘われた時の上手な断り方
しかし、正直言って飲みに誘われて断ると人間関係が悪くなります。
人間関係を崩したくないなら、最低限の付き合いもしなくてはいけません。
なので、たとえば「今日、飲みに行かない?」と誘われたら、
「いいですね~!でも、今日は21時から予定があるので、そこまでしか入れませんが大丈夫ですか?」
と、先に制限を付けてしまえば、1~2時間程度の付き合いで済み深入りしません。
「そっか~、じゃあ、また今度にしようか?」となったら儲けもんです!
転職先で、相手の『本質』が見えていないうちに中途半端に近寄りすぎると人間関係が悪くなる原因になってしまいます。
その人が「どんな人なのか?」「どんなことが好きなのか?」「どんなことで怒るのか?」それは、長く付き合うことで判断できることです。
それが分からないうちは、なるべく『付かず離れずの距離』を保つのがいいのです。
面倒くさい上司や取引先との対応の仕方!
こちらが逆らえない立場なのを解っていて追い込むようにイビる上司や取引先もいます。
- 自分のストレスの『はけ口』にする会社の上司。
- 逆らえないのが解っていて理不尽にキレる取引先。
終身雇用が崩壊している現代では、こういった人間がいる『職場』で我慢して働くメリットはありません。
なので、本当は『職場の人間関係』に悩んでいるなら、転職してしまった方が良いのです。
しかし、私のように簡単に仕事を辞められる人ばかりではありません。
今と同じくらいの収入・待遇の会社を見つけるのは容易なことではなく、この先もストレスが溜まるのを承知で働かなくてはいけない方も多いと思います。
キレてる『上司・取引先』に絶対にやってはいけないこと
すぐキレる上司や取引先は、確認もせず勝手に誤解してキレるケースがよくあります。
そんな場合でも絶対にやってはいけないのが、その場で誤解を解こうとする事です。
こちらを下僕としか見ていない取引先や上司は、誤解を解こうとこちらが発言すると、発言の数だけ爆発します。
誤解の説明を『言い訳』と勘違いするのです。
非常に歯がゆいです。すぐにでも誤解を解きたいです。
ですが、ここはひとまず我慢しましょう。
『鉄は熱いうちに打て!』ということわざがありますが、人の怒りを冷ますには熱いうちに打っては絶対にダメです。
『6秒ルール』と言うものがあるように、人の怒りのピークはその瞬間で時間とともに『怒りが冷めて』いきます。
わざわざ、怒りのピークに「何とかしよう」とは思わない事です。
ある程度怒りが冷めるまで待ちましょう。
そして、ほとぼりが冷めたころに機を見て「あの件は実はあーだったんです」と誤解を解くようにするのが『それ以上に火をつけない一番の方法』です。
その場で誤解を解こうとする事は、火に油を注ぐのと一緒……否、ゴリラを力で抑えようとしているようなものです。
危険なので止めましょう。
すぐにキレる上司・取引先をタイプに知る
熱しやすく冷めやすいAタイプ:
ちょっとしたことでキレますが、早ければ数分後には何事もなかったかのように向こうから話しかけてくる場合もあります。
本来は悪い人ではないのでしょうが、ストレス社会がそうさせてしまっている可能性があります。
こちらが「この人もストレス社会の犠牲者なんだな」と思うようにして、何事もなかったかのように接することができれば、そこまでのストレスにはならないでしょう。
熱しやすく冷めにくいBタイプ:
ヤバいのは、このBタイプです。鍋なら最高の一品なのですが、人なら最悪です。
その場でなだめるのはまず無理でしょう。
私の元取引先もこのタイプでしたが、取引先や上司にいると本当に苦労します。
このBタイプの対応の仕方は、このあと書いていきます。
厄介なキレ方をする上司・取引先に有効なたった1つの対処法
直ぐに怒りを解こうとするのではなく、これ以上怒らせないことを第一に考える事です。
特にBタイプの場合は、尾を引きますのでその場で何とかしようとは思わない方がいいです。
その場で出来る事はただ一つです。
「申し訳ございません」の一言だけで、その場を乗り切ることです。
- 切れやすく冷めにくいBタイプ
- 上司・取引先という目上の立場
- 勝手に誤解をして凄く怒っている。
上記の場合、誤解を解くのは不可能と言っても過言ではありません。
何を言ってもさらに爆発することが予想されますので、余計な事は言わないようにしましょう。
相手:「何か言ってみろ!」
私:「申し訳ございません。」
相手:「お前は、申し訳ございませんしか言えねえのか!!」
私:「はい、申し訳ございません。」
結局は怒られるのですが爆発はしません。
この対処法のコツ!
注意したいのがテキトーに「申し訳ございません」と言っても通用しません。
相手も解っています。
なので、演技派俳優ばりの表情を作ることが必要です。
「これ以上追い込んだら、かわいそうだな」と思わせるくらい悲しい顔をするのです。
あともう一つ。
この方法は自分の普段のキャラや相手の事を理解している事が条件ですが、『無表情で淡々と申し訳ございません作戦』というのもあります。
相手に「これ以上追い詰めたら、なんかヤバそう…」と思わせる作戦です。
使い方を間違えるとヤバいので注意が必要な作戦ではありますが…。
元々は「なんで、こんな事でキレるんだよ」と理不尽な事で怒られていますので、真に受けすぎない事です。
「うるせーよ!」って腹の中で思っているくらいが丁度いいんですよ。
くだらないことを真に受けすぎて、ストレスで心がやられてしまっては人生を台無しになってしまいますからね。
注意!ここで書いた対処法は、大した事でもないことで相手がキレている場合です。
致命的なミスをして怒られている場合は別です!出来る限りの誠意をもって対応しましょう。
最後に
- 職場の人との付き合いは『心に壁』を作り慎重にする
- 転職先での人間関係は焦らずゆっくり作っていく
- 理不尽にキレる上司・取引先は真に受けすぎない
付かず離れずの距離を保つことが人間関係を失敗しないコツです。
<合わせて読みたい記事>
「仕事つらい…貯金もない…」でも無理して働く必要は全くない話