【タクシーイライラを解消】手を上げてるのに止まらないタクシー!その理由と上手な止め方を現役ドライバーが伝授!

こんにちは、
現役タクシードライバーのショーです。

「タクシーに乗ろうと手を上げているのにタクシーが止まらない。」こんな経験したことありませんか?

実はコレ、よく見かける光景なのですが、止まるはずのないタクシーに必死に手を上げ続けている人は結構います。

で、タクシーがスルーすると「why!何故止まらないジャパニーズタクシー!」と頭を抱えている人もいるんです。(日本人)

中でも一番恥ずかしそうに逃げていくのは、実車中のタクシーが信号待ちしている時に乗り込もうとして、お客さんが乗っている事に気付いた時です。

酷いとドアを開けようとしてしまう人もいますが、コレかなり気まずいんですよ。

私としては、折角値段の高いタクシーに乗っていただけるのですから、無駄な労力を使わせたり恥ずかしい思いをさせたくはありません。

なので、何故止まらないのか?を知っていただきたいのと、スマートにタクシーに乗車する方法を書きますので是非参考にしてみて下さい。

※この記事は東京都心部のタクシー情報です。他の地域では異なりますので予めご了承ください。

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止まらないタクシーの理由と見分け方を知っておこう!

まず、走っているタクシーを止める際に見ていただきたいのが、タクシー正面から見て左側、助手席側のダッシュボードの上にあるスーパーサインと呼ばれる表示灯です。


・空車
・賃走
・割増
・回送
・迎車
・予約車
・貸切
・表示なし

スーパーサインに表示してある上記の文字によって止まるタクシーか止まらないタクシーかが分かります。

知っている人には、当たり前すぎる事かもしれませんが、知らない人も多くいるようなので、ひとつずつ説明していきます。

空車:走っているタクシーが唯一止まる表示がこれです。逆を言えば空車以外のタクシーは基本的に止まりません。

賃走:お客さんが乗っている状態です。手を上げても99%止まりません。

割増:タクシーは22:00~翌5:00まで、深夜料金で2割増しになります。こちらもお客さんが乗っている状態ですので、99%止まりません。

回送:休憩中や営業所に戻るなどの理由で乗れない状態ですが、休憩後に空車に戻し忘れている場合もあるので、もしかしたら手を上げたら止まるタクシーもいるかも?

迎車:お客さんに呼ばれて向かっている途中なので、こちらも99%止まりません。

予約車:お客さんが乗っている状態ですので、99%止まりません。

貸切:一定時間タクシーを貸し切る際に表示しますが、スーパーサインの種類によっては回送と間違って表示してしまっている場合があります。もしかしたら、手を上げたら止まるかもしれません。

表示なし:賃走と同じくお客さんが乗っている状態です。スーパーサインの種類によって賃走と出るか表示なしになるかの違いです。

で、どうして止まる確率99%と書いてあるかというと、回送で走り周り、お客さんを物色して選んで乗せる偽装表示している悪質なドライバーがいるからです。

よさそうなお客さんを見つけると『回送』から『空車』に切り替えて乗せるのです。

あと、回送から空車に戻し忘れているドライバーもいますので、『回送』表示ならもしかしたら止まるかもしれません。違反何ですけどね…



昼間と夜間で空車のタクシーの見分け方を変えよう!

上記に書いたように『空車』と出ている以外はタクシーは基本的には止まりませんが、空車の見分け方はタクシー正面からスーパーサインを見るのが基本です。

しかし、別の方法でもある程度は見分ける事が出来ますので書いておきます。

夜間の空車のタクシーの見分け方は超簡単!

「夜だと暗くて車内が見えないし難しそう」と思うのは間違いです。夜間の方が見分けるのが簡単です。

それはタクシーの屋根に付いてる行灯(各社のマーク)が光っているか消えているかで分かるからです。

タクシーのヘッドライト(スモール含む)とスーパーサインと行灯は連動しています。

夜間、タクシーがライトを付けると、空車なら行灯が光ります。それ以外なら消えています。

なので、夜間はタクシーの屋根に付いている行灯が光っているなら空車なので乗車する事が出来ます。

昼間の空車のタクシーの見分け方はコツがいる

一見分かり易そうで、逆に難しいのが昼間です。

後ろから近付いて誰も乗っていないから空車だと思うのは早計です。

迎車や回送があるからです。

で、ドアを開けてくれないので「何で、開けないんだ!」と嫌な思いをすることになるかもしれません。

なので、昼は夜間のように行灯で判断することは出来ないので、前に回ってスーパーサインを確認するか、横からドライバーに直接OKか確認する必要があります。

JPNタクシーは要確認!

東京都が推奨する次世代タクシー『ジャパンタクシー』が大分、普及されつつあります。

後部座席が広くて乗りやすく、お客さんにも大変好評です。

私もジャパンタクシーのドライバーなんですよ。

では、どうしてジャパンタクシーの場合は要確認かというと、後部座席の窓にスモークが貼ってあるので外から中が見えないんです。

で、スーパーサインの見方や、行灯の事を知らない人が、信号待ちのジャパンタクシーの中を人が乗っているか?ジロジロ物色してきます。

正直いって、乗っているお客さんは良い気はしていないと思います。

というより、ちょっと怖がっているかもしれません。

ジャパンタクシーは目視では確認しずらいので、昼間ならスーパーサインを、夜間なら行灯をみて空車か判断しましょう。



空車なのに手を上げても止まらない2つの理由

空車なのに手を上げても止まらない場合がありますが2つのケースが考えられます。

  1. 気付いていない
  2. 乗車拒否

まず、考えられるのが単純に気付いていないケースです。

通常は空車にしている場合は、お客さんを探しながら走っているので直ぐに気付くのですが、他に気を取られているとお客さんが手を上げているのに気付かない時も多々あります。

『他の車やバイク・自転車を避けようと意識がそっちに行ってしまっている。』
『スピードを出し過ぎていて気付くのに遅れ止まる事が出来ない。』
『考え事をしていて全く気付いていない。』

お客さんを探す事に集中していない時に手を上げているお客さんに気付かないケースが多いのです。

恥ずかしながら私も、たまにやってしまいます。

で、もう一つの理由は乗車拒否です。

乗車拒否は『道路運送法』で禁止されていて、それをした場合ドライバーは罰せられます。

なので、あからさまに乗車拒否された場合はナンバーを控えて『東京タクシーセンター』にクレームを入れれば、悪質ドライバーは罰せられます。

ただ、先ほど書いたように故意ではないケースも多いので何とも言えないのですが、そもそも乗車拒否をするような悪質なタクシーに乗ったら乗ったで、遠回りされたり、近場だと舌打ちされたりと嫌な思いをさせられるかもしれません。

そんな悪質タクシーに乗らずに済んだと割り切った方が良いと思いますよ。



銀座は別次元、ルールを知らないとタクシーには乗れません

東京で最もタクシー需要があり、多くのドライバーが一攫千金を狙って訪れる街が夜の銀座です。

あまりのタクシー需要があるため、銀座専用の『乗禁時間』というルールがあります。

平日の夜22:00~翌1:00まで、銀座のメインの地区ではタクシー乗り場以外で乗る事は出来ません。

で、ドライバーがこのルールを破ってお客さんを乗せると『乗務員証』を取り上げられタクシーに乗る事が出来なくなってしまいます。

なので、この乗禁時間内は走っているタクシーに手を上げても絶対に乗る事は出来ません。

乗せるのはルールを解っていない新人か、銀座を知り尽くして裏技を知っているDQNドライバーぐらいです。

夜の銀座は女性がひとりだとタクシーを止めるのは困難です。

で、乗禁時間が過ぎる深夜1:00過ぎは手を上げればタクシーは止まるのですが、ひとり女性にはタクシーは止まってくれません。

特に個人タクシー。ほぼ、止まりません。

何故女性ひとりだと銀座のタクシーは止まらないかというと、近いからです。

深夜、銀座でひとりで手を上げている女性は『ホステス』さんが多いのです。

で、銀座で働くホステスさんは、その近くに住んでいます。わざわざ遠くから、毎日出稼ぎに来る女性はいませんよね。

近いのが解っているから、DQNタクシーほど止まらないんです!

気持ちは解らなくもない。

銀座に行くタクシーは一攫千金を狙ったドライバーたちです。

例えるなら、大間の黒マグロを狙う漁師たち。彼らはカツオには目もくれません。

なので、女性が深夜の銀座でタクシーを止めるならスーツを着た初老の男性に付き添って貰いましょう!

一発で止まりますよ(笑)



まとめ:タクシーをスマートに止める方法

タクシーに乗るなら、昼間なら助手席側にあるスーパーサインが『空車』になっているか?を確認しましょう!

夜間なら、タクシーの屋根についている行灯が光っているタクシーなら『空車』です。

しかし、空車でもドライバーが見落としてしまう事もありますので、「ここにいるよ!」と大きくゆっくりと手を振ると解りやすくいいでしょう!

それでも止まらないDQNドライバーに関しては、タクシーセンターに通報する手段もありますが、そんなドライバーのために労力を費やす事は必要ありません。

変なタクシーに乗らずに済んだと思って下さい!