なんで、過払い金が発生しているのに返還請求をしないのですか?

こんにちは、ショーです。

過払い金請求で命拾いした多重債務者の方は多くいるかと思います。

私もその一人で、総額500万円の多重債務を完済するまでに過払い金が発生していました。

しかし、過払い金が発生しているのに返還請求をしていない人もまだまだ多くいるようです。

なぜ、お金が返ってくるのに請求しないのか?

ブラックリストが怖いからですよね?

しかし、ブラックリストより怖いのは、借金地獄から抜け出せないことです。



過払い金が発生する仕組みについて:超危険なグレーゾーン

そもそも、なぜ過払い金というものが発生したのかと言いますと、元々の【法定金利】というのは以下のように決まっています。

・元金が10万円未満で20%
・10万円以上100万円未満で18%
・100万円以上で15%

しかし、多くのカード会社は29%という高金利で貸し付けていました。違法だけど何故か許されていたのです。

この『法定金利』をこえた9%~14%の金利、これがグレーゾーン金利です。

状況によっては、倍近くの金利を払っていた事になるのです。

で、先陣者が「グレーゾーンは違法じゃないの?」と裁判所に訴えました。

そして、裁判所が出した判決が「金利29%は違法!」だったのです。

しかし、『違法』だけで終らず「過去に払った法定金利以上の金利は全部違法!貰い過ぎたお金を全部返しなさい!」という判決を出したのです。

この判決に債務者は歓喜の雄たけびをあげ、貸し付けているカード会社は開いた口が塞がらなくなりましたとさ…チャンチャン。

これが過払い金というものが発生した経緯です。

この過払い金の返還が原因で潰れた消費者金融も結構あるんです。ご存知の人もいるかと思いますが、有名なところで武富士ですよね。

キャッシングが過払い金発生のカギです。

女性

過払い金はショッピングなどのカードローンでは発生しておらず、キャッシングの場合に発生します。

ショッピング枠の金利はどのカード会社でも法定金利でやっていたという事ですね。

では、キャッシングしていたなら必ず過払い金が発生しているのかというとそうではありません。

まず、現在はどのカード会社も法定金利で貸し付けていますので『平成20年以降にキャッシングをした人は過払い金は発生していない』と言われています。

ただ「俺は、平成20年以前からキャッシングを繰り返してるよ」って人は必ず発生しているかというと、発生していない場合もあるんです。

多くのカード会社が違法金利で貸し付けていた時代に真面目に法定金利で貸し付けていたカード会社もあったのです。

多重債務でキャッシングを繰り返していた人は解るかもしれませんが、他のカードより利息がやたら少ないカードがありませんでしたか?

そのカードは過払い金が発生していない可能性が高いです。

リスクはあるが過払い金があるなら返還請求をするべきです。

本来は過払い金請求は借金の返済が完済している人が行うものです。

なので現時点で借金が完済しているなら、過払い金請求をしてもブラックリストに載る事もなく、ノーリスクで行う事ができます。

しかし、借金が残っている状態で行うのはブラックリストに載る可能性があります。

金利の引き直し計算をした後、結果により以下のように扱われます。

・過払い金が借入額より上回っていた場合=過払い金請求
・過払い金が借入額より下回っていた場合=任意整理

過払い金が残額を下回ってしまった場合は、過払い金返還請求ではなく任意整理として扱われ、情報機関に事故情報として残ってしまう事になります。

任意整理の事故情報は情報機関に5年間残ると言われていて、この間はカードを作ることや各種ローンを組むことが出来ません。

お金をしっかりと返せない人には誰もお金を貸してはくれないのです。

5年間はペナルティってことですね。

ただ状況によりブラック中でもクレジットカードを作る事は出来ます。
ブラックリストの私でも作れた1枚のクレジットカード

そして過払い金請求で最も注意したい事は、過払い金請求をするとそのカードは解約扱いになってしまうことです。

今、そのカード無くなっても大丈夫ですか?

家賃や光熱費の支払いに使っている人や、仕事でETCを使っている人はこれらも使えなくなってしまいますので、現在の生活に必要としているカードは無くなってもいいように整理しておく必要があります。



過払い金は全額は戻ってこないことを念頭に入れておくこと

女性

過払い金返還請求はカード会社と裁判するか和解するか2通りあります。

裁判と和解で何が違うかというと、期間と返還額が変わってきます。

  • 裁判をすると期間が長くなるが返還額が高い。ただ裁判所からの郵便物などで家族にバレる可能性がある。
  • 和解だと期間が短くなるが返還額が少ない。でも誰にも知られずに行うことができる。

過払い金が出始めの頃は、裁判をすると全額戻ってきたようなのですが、現在は全額は返ってきません。

カード会社や消費者金融も全額を払ったら潰れちゃうんでしょうね。

最近では、和解で4~5割、裁判で6割~7割程度のようです。

ただ、返還額は依頼する【専門家の力量】で、取り返せる金額は変わってきます。

因みに、私は誰にも知られたくなかったので裁判はせず和解にしました。

それでも400万円以上のお金が返ってきたわけですから凄い話ですよね。

<合わせて読みたい記事>
多重債務者であることを誰にも言えない…【できることは?】

最後までご覧いただきありがとうございました。

<当ブログおすすめのコンテンツ↓↓↓>
人生を変えるための思考と行動【年齢的なあきらめは必要なし!】

人生変えたい…

そんな方のヒントになれば幸いです。

<中高年の最後の受け皿↓↓↓>
タクシーに転職するなら、これを見て欲しい…失敗しないために!

タクシー転職の際は参考にしてみて下さい。

おっさんの気楽なタクシー生活をYouTubeで配信しています!


その他多数の記事をご用意していますので、ぜひご覧ください。投稿記事一覧