車の自動運転がいよいよ現実に!タクシーの仕事は無くなってしまうのか?

こんにちは、
現役タクシードライバーのショーです。

時代は21世紀に入り18年が経ちました。

どこでもドアやタケコプターはまだ出来ていませんが、車業界では自動運転の開発を進めています。

でも、本当に車の完全自動運転が実現されたとしたら、ドライバー職の人は仕事が無くなり、食いっぱぐれてしまうのでしょうか?

今回は、車の自動運転について考えたいと思います。…が、私の思考が強めになっていますので、予めご了承ください。

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そもそも車の完全自動運転化は実現するのか?

実際に車の自動運転化は本当に実現するのか?という事ですが、補助的なレベルは出来るのだろうが完全自動運転はどうやら難しいようです。

開発段階で、ウーバーの自動運転の試運転中に死亡事故がありました。

この事故はセンサーの故障が原因だったとのことですが、ノーブレーキで人をはねてしまったようです。

この事故でウーバーの自動運転の開発は一度ストップになったようですが、直ぐに開発を再開するでしょう。

しかし、このまま開発を進めたとして、今回の事故の原因に関しては次回は修正してくるでしょうが、今度は違う原因の事故が起きることが予想できます。

それは、AI(人工知能)は認知は出来るが、その場の判断は出来ないからです。

AIはインプットした情報をもとに、認知をして車を操作する。

しかし、自分で判断が出来ないようです。

これは完全自動運転化するには致命的な欠点になります。

事故というのは偶然が重なって起きるものです。それを普段は人間の予測や判断で事故が起きないよう回避している。

そして、予測や判断できずに回避できなければ事故になる。

車の運転は、時には道路交通法よりも臨機応変の対応が絶対に必要になります。

しかし、それはその場の状況判断であって、あらかじめインプット出来る事ではない。

車を自動で動かすことは出来ても、実際に一般の道を自動で運転させるには色々と課題があるように感じます。

完全自動運転の課題とは?

完全自動運転を実現させるには以下の事が必要になるでしょう。

  • 高性能ナビの開発
  • インフラの整備
  • AIの自動学習能力
  • 責任の問題

高性能ナビの開発

まず必要なのが、絶対にAIが間違わないように、現状のナビよりはるかに寸分の狂いのない高性能ナビが必要になります。

地下だろうが、トンネルだろうが、山の中だろうが、ブレない。

そして、ナビ上では通れるが、実際は車が通れないなんて路地裏もたまにあります。

その全ての情報が入っている高性能ナビの開発が絶対条件です。

実際は開発に入っているようですが、果たしてどこまで高性能のものを作れるかですね。

インフラの整備

次に、日本中のインフラの整備を行わなくてはいけません。

消えかかっている白線・黄線も多く、今のままでセンサーは正常に働くのか?

普段は人が行っている、工事中の道路の対応なども課題になるでしょう。

そして、信号や標識を全て認識できるようにAIと連動させる必要があります。

止まれは勿論、スクールゾーンや時間帯による歩行者専用道路や右左折禁止の標識などを、全て見落とさないようにインプットさせる必要があるでしょう。

それに、日本中のインフラ整備をするお金…我が国は持っているのでしょうか?疑問です。

AIの自動学習能力

完全自動運転を実現させるにはAIが自分で考えて学習できる、と言う事が必要になるのではないでしょうか?

先ほども申し上げたように、車を運転するというのは予測とその場の判断が必要になります。

無謀運転や違反駐車などの車を避けるためには、こちらも道交法違反をしてよけなければいけません。

皆さま、金曜日の夜の東京六本木をご存知でしょうか?

カオスです。(笑)

タクシーを求めるお客さまとお客さまを求めるタクシー。

片側3車線ある六本木通りの真ん中の車線までタクシーを求め出てきて、空車のタクシーに群がる人達。

我先にと急ぐ道交法上等!なタクシー。

夜の六本木では車線なんか関係ない、空いている所を縫うように走らないと前には進めません。

あの六本木で自動運転の車のセンサーが正常に働き、車が前に進むビジョンが私には見えません。

それを考えると高性能ナビの開発・インフラの整備も勿論必要なのですが、やはり自動運転に必要なのは自己学習能力だと思います。

でも、実はもう出来るのかもしれませんね。クローンも出来る時代ですからね。

しかし、人間のように自分で学習できるようになると、それはそれで問題があるように感じます。

自分勝手な考えをもつAIが出てしまう可能性があるのではないでしょうかね?

そしていつか、名画「ターミネーター」のように知能を持ったAIに人間が支配されてしまうかもしれませんね。

責任の問題

自動運転の最大の問題は、万が一自動運転の車が事故を起こしてしまった場合の責任は誰が取るのか?という事ではないでしょうか?

メーカーは絶対に責任は取りません。

所有者?

非常に難しい問題で予測も立てられませんね。



ドライバー職は将来無くなるの?

仮に無人で完全自動運転の車が開発できたとしたら、私らが今しているタクシーの仕事もなくなってしまうのでしょうか?

タクシー、トラック、バスなど身近なドライバー職は色々ありますが、自動運転化はムリというのが私の答えです。

それは、自動運転だけの問題ではないということです。

無人で完全自動運転が出来たとして、ドライバー職の仕事は運転だけではありません。その他の必要な部分はどうするのか見ていきたいと思います。

タクシーを自動運転にするには?

タクシーはタクシー転職を後悔しないために絶対に知っておきたい7つの知識!?記事に書いてあるように運転だけの仕事ではありません。

どのルートで行くのか?高速道路は使うのか?料金的に最短ルートで行きたいお客さまと、お金は高くなっても最短時間で行きたいお客さまがいます。

道路の状況により迂回の提案をしたり、愚痴を聞いたり、ストレスのはけ口になっている…

タクシーには色々あるんです!

自動運転のシステムの他に、タクシー接客システムも開発して導入しなくてはいけませんね。愚痴を聞いてあげるシステムを…

配送業の自動運転化は?

こちらも難しいでしょう。というよりも配送には運転の他に荷物の積み下ろしがありますね。

それは、誰がやるの?ロボット?

ルート配送ならまだしも宅配ならなおさらですね。

じゃあ、荷を運ぶ人も乗せる?

それでは自動運転の意味が無くなってしまいますね。その乗っている人が運転すればいいじゃんって事です。

バスの自動運転化

完全自動運転化に一番近いのが、バスではないでしょうか?

バス停という決まった場所だけ停車をし、走行ルートも決まっている。コレであれば出来ないこともないのでは?

しかし、それでも出来ないだろうというのが私の見解です。

それは、自動で運転してくれる車だけ作ればいいわけではないからです。

確かにバスなら出来そうな気がしますが、バス停などの自動運転化できるインフラ整備が必要になるでしょう。

それには、莫大な費用と時間が掛かるでしょう。



まとめ:ドライバー職を自動運転化出来ない理由

ドライバー職と言っても運転だけすればいいわけではありません。

接客に対応したシステムや、積み荷の荷下ろしなどの事も考えなくてはいけません。

仮にタクシーを無人で完全自動運転をして、お客さまの要望に応えられるシステムも作ることに成功しました!

それ、一台いくらするの?

タクシー会社は何百台、何千台と保有しているタクシー会社もあります。

体力のあるタクシー会社ならまだしも基本的にタクシー会社はお金を持っていません。

結論!出来ても買えません!

以上の事から、将来的にドライバー職が自動運転化により、仕事が無くなってしまう事は今の所は無いと思われます。

そして、車の完全自動運転はまだまだ先のようですね。