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ジャパンタクシーの乗車拒否問題がニュースで取り上げられていた。

以前にも書いたが、ジャパンタクシーの車椅子の乗車拒否が起きるのは金額が割に合わないからである。

タクシーの給料は完全歩合制なので、手間と時間ばかりかかってしまう車椅子の乗車を行うと、単純にドライバーの給料が減ってしまう。そんなことを気持ち良くできるドライバーは少ない。

しかし、余りにも乗車拒否が多いためジャパンタクシーに乗るドライバーには車椅子の乗車の講習を強化するように国も動いた。

私もジャパンタクシーに乗っているため講習を受けた。感想は思っていたよりは大変ではない。20~30分かかると思っていたのだが、10~15分程で出来そうだ。しかし、なるべくならやりたくない。

売り上げの問題も当然だが一番は乗車する場所と天候が気になる。

ジャパンタクシーの車椅子の乗車には横から乗せることになるのだがスペースを1メートルほど取らないといけない。
だが、都心の狭い道でそんなスペースは取れるはずがない。都心は坂も多い。あの急な坂でどうやって乗せろというのか?

改めて思うが、なぜ横にしたのか?「普通、車椅子の乗車といえば後ろからだろ!」「このベースの車では車椅子の乗車には無理があるだろよ!」これが私の本音だ。

そして天候が気になる。雨の日の乗車だ。とてもじゃないが傘を差しながらスロープの設置は出来そうもない。
カッパを着てやれというのか?いずれにしても雨の日に行えば、ドライバーも車椅子のお客さんもドアを開けっぱなしの車も、びしょ濡れになる事は間違いないだろう。

緊急事態は始まりつつある。車椅子のお客さんが一番居そうな場所といえば誰もが病院を想像する。

私の知っているドライバーは今までは病院に付けていたのだが、車椅子の乗車が嫌なため病院に付ける事をやめたのだ。
私も今までは病院の前を走り、タクシーが不足していた時は入るようにしていたが、もう病院の前は通らないようにしている。乗車の確率を出来るだけ避けたいからだ。

一刻も早く改善しないと、病院にタクシーがいなくなったという事にもなりかねない。

トヨタも改善するといい、改善策の一つ『三つ折りのスロープを2つ折りに変える』と書いてあったが、全く持って的外れな事を言っている。

そういう事じゃない!根本的に変えないといけないんだよ!

ドライバーがトランクや椅子の下から、あれこれ引っ張り出して設置するのではなく、あらかじめ設置されている物をワンタッチで操作できる物を作らないといけない。

今後、開発者が現場に行って現状を知るか、現場の声を大きく取り入れたジャパンタクシーを作らないとこの問題は解決しないだろう。