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よくお客さんから「個人タクシー目指しているの?」と聞かれる事があるが、正直言って個人タクシーになる気はない。

車両の購入費用・税金・車検・車両保険・ガソリン代・駐車場代・定期整備の費用を考えると、個人タクシーは割に合わなそうだからだ。

それに加え、個人タクシー協会に加盟すれば、毎月バックマージンが取られる。
必ずしも入る必要はないようだが、無線やチケットの恩恵を受けるには加盟が必要になる。

さらに、個人事業主になるので、年金や健康保険を払う事は勿論、確定申告など経理も自分で全てやらなくてはいけない事を考えると、やはり割に合わないだろう。

肝心の売り上げにしてもそうだ。

私は、4社のグループ会社に所属するドライバーで、日々の立ち回りは無線と専用乗り場に依存している。
果たして個人タクシーになり、今の売り上げほど稼げるのだろうかという不安もある。

こうやってみると、法人タクシーに勤務し社会保険に加入していた方がよさそうと誰もが思うだろう。

にも拘わらず、個人タクシーなりたいドライバーが多いのは、個人タクシーは究極の自由業と言っても良いほど、自分の好きな時に働けるからだ。

通常、法人のタクシー会社の場合1台のタクシーを2人のドライバーで担当するのだが、公平になるように乗務する曜日が定期的に変わる。
解りやすく言うと金曜日。苦手なドライバーも多いが、やはり夜は簡単にお客さんを乗せられる日が多い。
だから、稼げる金曜日は交代で乗るようになる。

しかし、個人タクシーは自分だけなのだから、忙しそうな曜日・時間帯に常に乗務することが出来るのだ。
年間を通して効率よく稼げるようになる。

また法人には最低限の売り上げを上げないと、恐ろしいほど手取りを減らされる事になるが、個人ならそれも無い。

働きたいときに働き、休みたいときに休むことができる。

法人タクシーでも、他の仕事に比べ休みが取りやすく自由度の高い仕事なのだが、個人タクシーはさらに自由になる。
この究極の自由を求め皆、個人タクシーになる事を目標にする。

それでも、先ほど書いた割に合わないという理由で、私は個人タクシーになりたいとは思っていない。

と言っても、個人タクシーはなりたくても条件を満たさないとなれない。
10年法人のタクシー会社で働き、最後の5年間は無事故無違反という事。他にも細かい条件はあるがザっというとこう。

もし、自由な仕事を求めるなら個人タクシーを狙ってみるのもいいだろう。最低10年はかかるが…

<タクシー転職>
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