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政府が白タクの規制を緩和させるようだ。

地域についてはまだ詳細は出ていなかったが、まあ最終的には東京でやりたいのだろう。

タクシードライバー不足を懸念してとの事だが、私は東京のタクシーが不足しているとは思わない。

確かに、忙しいピーク時間や雨などの天候が悪い日などは足りていない時もある。

でも基本的には多いくらいだ。

私がまだタクシー業界にいなかったころの話なので詳しくはないが、某、郵政民営化政権時代に法人タクシーの新規参入の緩和をしてしまったせいで、東京のタクシーが一気に増えたらしい。

それと同じで、いまさら東京のタクシー、ましてや白タクを増やす意味がどこにあるのか。

東京のタクシーは少し減るくらいで丁度いいんだよ。

お客の利便性より、何か裏で動いているとしか考えられないね。

白タクが解禁されたらどんなことになるか簡単に分かるものだけど、やはり現場を知らないというのは怖い。

まず、白タクで一番問題になる事はアルコールだと思う。

我々、法人タクシードライバーは出庫する前にアルコールチェックを必ず行う。

前日に飲みすぎたり、遅くまで飲んでしまうと引っかかってしまい、その日の乗務は出来なくなる。

帰庫時も同様、アルコールチェックを行う。

さすがに帰庫時に引っかかったのを見たことはないが、朝っぱらパトランプを光らせるのはちょこちょこ見る。

このようにタクシーは厳重なチェックのもと日々乗務をしている。

しかし、白タクの場合はどうだろうか?どこかの営業所でアルコールチェックを行うという事はするのだろうか?

思っている以上にアルコールチェックは厳しいよ。

前日、量的にも時間的にもそこまで飲んでいないのに、引っかかってしまう時もあるくらいだからね。

もし、それをしないのなら酒気帯びで白タク営業をするものが出てくるのは間違いない。

その他にも、二種免許の問題などもある。

タクシーは第一種免許より難しい試験を受け、救命措置や法令などの講習を受け初めてタクシーに乗れる。

朝っぱらから強烈な事故映像を見せられ気を付けるよう日々指導を受けている。

確かに、朝っぱらからアレを見せられると気を付けようって気になるよ(笑)

しかし、一般の白タク営業だと初めだけ簡単な講習を受けて、後は野放し状態になるのではないか?

そんな白タクに乗る何も知らないお客さんが可哀そう。

輸送事業はお客さんの命を預かる仕事という事をトップが解っていないようだ。

後、下記の記事を見て欲しい。

ウーバーが米国で先鞭(せんべん)をつけたライドシェアもドライバーは一般人。ドライバー登録者が増えることで利便性も高まり、サービスの定着が進むが、タクシー業界との軋轢(あつれき)も生んでいる。全国自動車交通労働組合連合会の松永次央書記長は「海外でライドシェアが人気なのは、タクシードライバーが怖いから。日本のタクシーは安心だ」とし、日本ではライドシェア拡大の必要性は薄いとの立場だ。

この記事を見ると、アメリカはタクシーに乗るのが怖いから、ライドシェアに乗る人が流行ったようだ。

でも、日本ではタクシードライバーより、素性の知れない一般人の方が危ないよ。

その他にも細かいことを言えばキリがないが、政府はタクシーの仕事は思っている以上に難しい仕事だという事を知った方が良いね。

<こんな記事も書いてます>
・乗車拒否が相次ぐジャパンタクシー
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