ブラック企業を回避!優良タクシー会社に入社するために絶対必要な12事項

こんにちは、
現役タクシードライバーのショーです。

転職を考えている誰もが不安に思う事は、ブラック企業に当たらないかということです。

転職を成功するか失敗するかは会社選び次第です。

この記事は、タクシードライバーに転職をする際に、優良な企業かどうか見極めるために絶対にチェックしてほしい項目が書いてあります。

タクシー転職をお考えの方は是非、参考にしてみて下さい。

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稼げるタクシー会社が良いわけではない!

下記の記事でも書いてあるように、タクシードライバーへの転職を成功させるには、東京都特別区の最大手タクシー会社に勤務する事が必要です。

タクシー転職を成功させる為に絶対に必要な2つの条件!

しかし、稼げる会社と優良な会社は違います。

「確かに稼げたけどよ、ブラックだったよ~」なんてのは、イヤですよね。

そうならないように、タクシー会社の求人情報からブラック企業かどうかをどうやって判断したら良いかを教えます。

まず、タクシー業界で言うブラック企業と言えば、

  • 法令を無視して雇用している。
  • 何かと理由を付けて給料から天引きする。

法令上等!みたいな会社です。

ひどい時は給料明細が赤字で書いてあるそうですよ。マイナスってことですね。

そんな会社には絶対に入ってはいけない!

ということで、そういった会社に当たらないようにタクシー会社を選ぶ際にチェックしたい項目を書きましたので参考にしてみてください。

タクシーの求人情報でチェックすべき11事項+1

求人情報の中でも最重要視したい項目と、あればいいねという項目に分けてみましたので参考にしてみて下さい。

それと求人情報に書いてある事で何のことかわからない部分もあるでしょうから一緒に説明していきたいと思います。

※東京特別区のタクシー会社の求人情報で私なりに判断しやすい項目を書いてみましたが絶対ではありませんので予めご了承ください。

ここは絶対外せない!3事項

まずは、一番重要視して欲しい項目を3つ選んでみました!長く勤める会社なのですから優先したいですね。

社会保険の加入

本来、運輸業はドライバーの社会保険等の加入が義務付けられています。

タクシー、バス、トラックなんかですが、今までは未加入の会社があったりと曖昧でした。

しかし、2018年に運輸業の法令が厳しくなり、ドライバーの社会保険等の加入が義務付けられます。

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 労災
  • 雇用保険

近年、長時間労働による過労が原因で高速バスやトラックの痛ましい事故が立て続きましたね。

あのような事故が今後発生しないように、ドライバーの管理がより厳しくなるのです。

今後、社会保険未加入のドライバーが一人でもいた場合、そのタクシー会社には罰則が与えられます。

警告して改善が無い場合「車両、〇台〇日間乗っちゃダメですよ!」とナンバープレートを持って行ってしまうそうです。

タクシー会社の利益はドライバーの売り上げが100%なので、車両を止められている間は、その分の売り上げが会社に入ってきません。

一台程度ならダメージも少ないでしょうが、5台、10台と止められてしまったらダメージは大きいです。

しかも、止められている間、乗りたくても乗れないドライバーも出てきてしまいます。車が無いんじゃ乗れないですよね。

なので、今まで曖昧だったタクシー会社も今後は、ドライバー全員の社会保険の加入に向けて進めて行くと思われます。

当たり前と言っちゃ当たり前なのかもしれませんが…

しかし!法令でこれだけ厳しくなっているのに、もし、社会保険に加入できないタクシー会社があったらどうしますか?

「せっかく採用してくれたんだから…」と我慢して働きますか?

ダメですよ!ブラック企業確定です。

法令で決まっているのに違反している会社なんかに行っては絶対にいけません!

社会保険等への加入は優良会社に入る為の絶対条件です!

事故補償

事故補償はかなり重要です。

事故を起こしてしまった時にどれだけドライバーの負担になるかです。

ひどい会社は車を修理する費用全額をドライバーに請求するようです。

何十万もですよ。こわいですね~。

そんな会社絶対に入りたくないですよね。

優良な会社なら、状況によりますがドライバーの過失が少なかった場合は会社が直してくれるはずです。

私の会社はそうみたいです。

始末書や講習を受けたり、かなり面倒みたいですが…

例えドライバーに過失があったとしても、修理費用が高額の場合は保険を使うので、保険の免責分数万円が従業員の負担額ではないしょうか。

それ以上に従業員からむしり取ろうとする会社はブラック企業です。

しかし、この事故を起こしてしまった時の従業員の負担額については求人情報では載っていません。

なので、「万が一事故を起こしてしまった際のドライバーの負担額はどれくらいなのか?」会社見学や面接時に確認しましょう。

全額負担なんて言われたら、ちょっと考えた方がいいですよ。

泣くことになりますよ!

新人教育


新人教育に力を入れてる会社は必然と会社内の平均収入が高いことが予想でき従業員のモチベーションも高いと思います。

会社によっては初めの同乗研修(ベテランが1日助手席に座ってくれて一緒に営業します)だけで、あとは何も教えてくれず自分でやれみたいな会社もあり、「なかなか売り上げを上げられない」という会社もあります。

自分でコツをつかめればいいですが、いろいろ教えてくれる会社の方が収入を上げやすいですよ。

なので、新人教育に力を入れている会社はドライバーの事と自社の成長を考えていると思え、優良な会社と言えます。

おのずと営収も上がるはずです!

できれば欲しい!2事項

次にあると便利な項目を2つ書きました!

有るのと無いのでは仕事中の手間が一手間省けて負担が減ると思いますよ。



自動日報

求人情報によく載っているこれは何かというと、タクシーは1日の稼働中に乗せたお客様が「何時~何時・どこから~どこまで乗って金額は〇〇円でした。」という情報を全て記録します。

それをドライバーが手書きでやるか機械が自動でやってくれるかということです。

タクシードライバーがお客さんを乗せているのに信号待ちで、何か一生懸命書いている姿見たことないですか?アレです。

私の会社は自動日報なのですが、研修中に手書きでやりましたが相当面倒くさかったですよ。

特に新人の時はお客様を送るルートのことで頭がいっぱいなのに日報を書きながらなんて大変だと思います。

そのかわりに地名を早く覚えられるメリットはありますが私は自動日報をオススメします。

なるべく手間がない方が楽でいいですよね。

自社スタンド

タクシー会社が自社のガススタンドを持っているかですが、持っているのと持っていないのでは、全然違います。

まず、多くのタクシーはガソリンではなくLPガスで走っています。家庭で使うプロパンガスと一緒です。(ガソリン車のタクシーもあります。)

なので、街にある普通のガソリンスタンドでは取り扱っていないので、タクシー専用のスタンドで入れなければいけません。

しかし、そんなにあっちこっちにあるわけではないのです。

1乗務で1回は入れないといけませんが、自社スタンドがある会社だと出庫前に入れていくか帰庫時に入れれば良いのですが、無い会社だと途中ガスを入れに行かないといけません。

ガスが減った時に近くにあれば良いのですが、無い場合は一度回送にしてガスを入れにかなければいけません。

こういった時間のロスの積み重ねが売り上げが伸びない原因になってしまいます。

なので、私は自社のガススタンドはあった方がいいと思っています。

ここも気にしてください!4事項

次にあるに越したことはない4つの項目を書きますが、優先順位は上記の項目を優先した方が良いかと思います。

給料補償

こちらは、よく求人情報で書いてある、〇か月間〇〇万円給料補償しますと書いてあるやつです。

「アレ、本当か?すげーウソくせーんだけど…」誰もがこう思っているハズです。

でも、本当です!

この給料補償は、期間が長く金額の高い会社を選ぶに越したことはないでしょう。

それは、その会社の平均の給料が予想出来るからです。

その会社では、皆そのくらいは稼いでいる証拠です!

それに最初は、高い営収を上げるのは難しいですから補償してくれると助かりますね。

まぁ、関係なしに最初から稼ぐ人もいますが…

ただ、これは私個人の見解ですが給料補償だけがやたら良い、なんて会社はもしかしたら給料補償で釣っているブラック企業かもしれませんね。

罠にかからないように気を付けましょう!

二種免許取得費用負担

タクシードライバーになるには,普通第二種免許が必要ですが、ほとんどの会社で取得費用は出してくれます。

ただ、会社によって期間(2~3年)は違いますが、この「期間内に会社を辞めたら負担した費用返してね」という縛りがありますのでご注意を!

費用を出してくれない会社は無いとは思いますが、一応チェックはした方が良いでしょう。

二種免許に関する記事もありますので参考にしてみて下さい。
タクシー必須の二種免許・地理試験を自力で取得は必要?かかる費用は?

入社祝い金(支度金)制度

入社してくれたら祝い金(支度金)〇〇万円あげますよって事です。

こちらも本当に貰えますので金額が高いに越したことはないのですが、二種免許取得費用負担と同じで縛りがあるのと罠かもしれないのでご注意を!

「なんで何十万もお金をくれるんだよ?なんか怖えーよ。」とお思いの方もいらっしゃると思います。

タクシー業界だけでなく、他の業界の求人でも祝い金上げますって見かけますが、それほど人手不足で困ってるのでしょうね。

しかし、ここで注意してほしいのが、私がオススメしている最大手タクシー会社の方が祝い金が少ない場合があるんです。

最大手のタクシー会社は入社人数も多いですからキリがないからなのか、「そんなもんあげなくても稼がせてやる!」という最大手の貫禄だと思っています。

あくまでも私の見解ですが…

なので、最大手タクシー会社に決めたい方は祝い金はあきらめてください!

最大手タクシー会社のグループ会社を選ぶ方は祝い金が高いに越したことはないです。むしろ会社に体力があるかなと思えます。

優良証

この優良証というのは、ドライバー個人が取得するものではなく、タクシー会社が取得しているか?いないか?になります。

東京のタクシー会社は『東京タクシーセンター』という所で管理されていて、無法者のドライバーの取り締まりや、一般のお客さまの苦情とかも受け付けています。

そして、タクシーランクというものがあり、ドライバーの違反や苦情が無いタクシー会社は優良な会社として、この優良マークを車体に載せる事が出来ます。

例えば、ドライバーが乗車拒否をして、そのお客さまが東京タクシーセンターに苦情を入れるとそのタクシー会社とドライバーが罰せられます。

そういう事が続くと、タクシー会社は優良証を、ドライバーは乗務員証を取り上げられます。

しかも、センター違反や苦情の多いドライバーはタクシーに乗れなくなりますよ!

また、この優良証がないと入れない場所があったりします。

大きいターミナル駅とかですね。私は基本的に駅には付けないのでそんなに必要ではないですがね。

ただ、優良証の有無でその会社がブラックかどうかが、分かるかもしれませんね。

しっかりとした社内環境・教育をしている会社なら優良証はあるはずです。

絶対ではないのであくまでも参考程度で見ておくといいかも知れませんが、優良証はあるに越したことはないでしょう!



無い会社はどうなの?2事項

最後に無い会社はあるの?って項目と、実はこれが一番大事!って項目になります。

ドライブレコーダー

これ付いてない会社あるのかなぁ?

全車に付いてない会社にはいかない方が良いでしょう。

ドライブレコーダーはタクシードライバーに取って身を守ってくれるお守り…否、盾です!

タクシーは一般車より事故の確率が高くなります。1日中走ってますからね。

事故はどっちが悪い悪くないの水掛け論になってしまいがちですが、ドライブレコーダーがあればハッキリします。

それとお客様とトラブルになった時にも威力を発揮します。証拠になりドライバーを守ってくれます。

ほとんどが良いお客さんばかりですが、たま~に、絡んでくるたちが悪いのが出没します。

まぁ、タクシーに限らずサービス業してれば、たまにはいますよね。

そして昨今は、あおり運転も問題になっていますね。そういったトラブルにも威力を発揮してくれるでしょうから、ドライブレコーダーは絶対無いとダメです。

私は、自動車全てに義務付けすればいいと思ってます。

人間関係

本当は、この人間関係が1番重要な事でしょう。

転職を考えている人や転職をしてきた人の殆どが人間関係で悩んできたと思います。

私もイヤって程悩みましたよ。

しかし、イヤな部分って人それぞれですし、こればかりは会社見学や面接からじゃあ分からないですよね。実際に入ってみないと。

よくタクシー会社は人間関係がいらないって言われてますが、それを求めてタクシーを選ぶ人もいるかと思います。

確かに他の仕事と比べてタクシーは人間関係はいらないと思います。

基本的に出庫すれば一人でやる仕事ですし、自分の仕事が終われば、とっとと帰ってもいいですし、他のドライバーのミスが自分に降りかかってることも基本はありません。

あまりにも酷いドライバーがいると、車を潰されたり、お役所から車の営業停止を喰らい、車に乗れない、なんてこともあるかもしれませんがね。

ただ、『運行管理者』と呼ばれる、要は、上司によっては流行りのハラスメントがあったりするようです。

それに、最低限の挨拶くらいはしないと会社に居づらくなってしまいますし、有益な情報を得る事が出来なくなってしまいますしね。

孤独にやるのもいいですが、仲のいい人を作る事も必要かな?とも思います。

人間関係の良い会社に入れることを祈りましょう!



最後に重要な事項:歩率と自己負担について

歩率とはタクシーの給料体系の1つでタクシー求人に書いてある「給料は売り上げの〇〇%」ってやつです。

私はこの歩率はあまり気にしなくてもいいと思っています。

「同じ売り上げでも歩率が高い方が給料がいいって事じゃないの?」と思うかもしれませんが、歩率には色々とからくりがあります。

タクシー会社によりますが自己負担がある会社もあります。

例えば、カード決済の手数料なのですが、お客さまが支払いにカードを使用した場合、カード会社に払う手数料をドライバーが負担しなくてはいけないタクシー会社があります。

その他にも、高速道路を使用した場合の料金になります。

行きはお客さまが負担しますが、帰りの料金は会社がどこまで出してくれるのか?会社によって違います。

これはあくまでも私の考えになってしまいますが、歩率の高い会社は自己負担分がいっぱいある。逆に、歩率の低い会社は自己負担分がある程度含まれているから低いと思っています。

あと、私はタクシー転職を成功させる為に絶対に必要な2つの条件! に記事でも、最大手タクシー会社は稼げる!と書いています。

それは、「最大手タクシー会社もグループ会社も営業経費を色々と使ってくれているのでドライバーが稼げる。その分、歩率は低めになっている」と考えています。

歩率が良くて給料の額面は高くても、「あれこれ引かれて手取りは低くなってしまった…」なんて会社もあると思いますが、それはブラック企業の常套手段だと思いますので注意してください!

以上の事から、歩率が高いから給料の手取り額が高いとは言い切れないのです。

それに、自己負担全てを把握してどこのタクシー会社が1番手取り額がいいかを知るのは難しいと思いますし、歩率より上記の11事項の方が大事だと思います。

ですので、あまり歩率にこだわらなくてもいいと思います。

正直、歩率が1%違うと、私の場合で年間10万くらいは年収が変わってきます。

でも、年間10万円より、会社選びに優先したい大事なことっていっぱいありますよね。



まとめ:優良なタクシー会社の見極め方!

優良なタクシー会社を見極めるには、第一にドライバーの事を考えてくれているか?ではないでしょうか。

働きやすい環境を用意してくれているか?万が一事故を起こしてをしてしまった時に最低限の負担で済ませてくれるのか?そういった事をしっかりと考えてくれているタクシー会社に入りたいですね。

  • 東京都特別区の最大手のタクシー会社または傘下のグループ会社
  • 福利厚生や新人教育に力を入れていて事故補償がしっかりとしている会社



給料の歩率・給料補償・入社祝い金が高い事や、家から近いと言う事に越したことはないのですが、そこにとらわれすぎずに、新人教育や事故補償がしっかりしている会社を第一に選べば良いかなと思います。

最後に何ですが、必ずしも入りたいタクシー会社に採用されるとは限りませんので注意してくださいね。

「おいおい、今更何言ってるんだ!タクシーって面接に行けば誰でも受かるんじゃないのか?」

という方。

実はそんなに簡単ではありません。

タクシー会社の面接で落ちるケースの記事もございますので参考にしてみて下さい。それでは…
【タクシー面接落ちた!】誰でも採用されるは大間違い!不採用になるケースとは?

最後までご覧いただきありがとうございました。