
こんにちは、ショーです!(@privategadaiiti)
ドライバー職は学歴不問・年齢制限もないことが多く、人手不足が深刻な業界なので募集も多くしています。
それでいて、転職して直ぐにそこそこ稼げる仕事です。
ドライバー職は勤続年数とかよりも、長時間走り抜ける体力が重要で若さでガンガン走った方が稼げる場合が多いです。
なので、10代、20代でドライバー職を始めると、同年代の平均年収よりも稼げることも多いのです。
※タクシーに必要な二種免許の取得は21歳以上からになります。
しかし、私は若いうちからドライバー職を選ぶべきではないと思っています。
- 運転が未熟なので危険
- 若さを無駄にしてしまう
- 年齢とともに差がついていく
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単純に運転が未熟なので危険!
一番の理由は、運転技術が未熟だということです。
自分では「運転上手い」と思っていても、プライベートでする運転と仕事でする運転では、必要な技術も変わってきます。
タクシーは乗客の都合で運転をしなければいけませんし、トラックは荷台の高さを気にして運転しないといけません。
そして若い年齢の人ほど、スリルを求めスピードを出し過ぎる傾向にあるので危険なのです。
性格もありますが、年齢とともにだんだんスピードを控えるようになっていきますので、落ち着いてからドライバー職をするのがいいと私は思っています。
若さゆえにドライバー職を続けられないことも
- ながら運転
- 恰好を気にする
特に若者が注意するべきことは『ながら運転』です。
スマホを一時も手放せない若者が多くスマホをいじりながら運転している若者をよく見かけますが、事故の危険性もありますし、近年『ながら運転の罰則化』で、一発で免許の停止・取り消しになってしまうようになりました。
それに、若さゆえの「格好を気にしすぎる」のもよくありません。
私も若い頃は格好ばかり気にして「シートベルトなんてダサい」と、しなかった時期もあります。
なので、シートベルトやバイクのノーヘルで何度も捕まった経験があります。
仕事でこんなことをしているとあっという間に、免停・免取になり働けなくなってしまうのです。
ドライバー職は無限の可能性がある『若さ』を無駄にしてしまう
若さには無限の可能性があります。
ただ、それを理解できている若者が少ないです。
「今が楽しけりゃいい」
そうやって自分の可能性を見つけられないまま、無駄に過ごしてしまうのです。
ドライバー職を選ぶ多くの若者は、この人生の分岐点で道を間違えます。
40歳も過ぎれば気付けますが、その時にはもう遅いです。
なので、毎日を漠然と過ごすのではなく、いま考え、チャレンジするべきです。
ミュージシャンを目指したっていい。
ユーチューバーを目指したっていい。
若さには無限の可能性のあるのですから…。
この大事な時期に、先の見えてるドライバー職をするべきではないと私は思います。
若さゆえに真面目すぎてしまうことも
そして、ドライバー職は『若さゆえの真面目』もダメな仕事です。
会社のために
これ、ドライバー職に必要ない感情です。
- 会社のために交通違反をした
- 会社のために無理して働いた
その結果、大きな事故を起こす可能性もありますし、ドライバー職は基本罰金は自己負担です。
若いと正義感から真面目になりすぎてしまうこともありますが、ドライバー職は自分の稼ぎのためだけに頑張る仕事です。
なので、社会で揉まれてきてちょっと図太くなった、おっさんの方が適しているのです。
年齢を重ねるとともに周りと差がついていく
ドライバー職はすぐに稼ぎやすい特徴があります。
ただ、年数による昇給がない場合も多いです。
タクシーなどの完全歩合給の仕事では、10年20年やっても自分の売上だけが稼給料になる仕事です。
40歳にもなると、コツコツやっていた友人なんかと収入に差が出始めます。
その時に「あれをやっておけばよかったな」と思っても遅いのです。
なので、できるだけドライバー職は最後の最後にした方がいいのです。
少しでもチャンスを得るためにです。
タクシーへの転職なら30代・40代が理想的
タクシーは「50歳からのタクシードライバー」こんなイメージがあります。
行き場がなくなった者が、最後に辿り着く仕事。
事実、タクシー業界で50歳は若い部類に入ります。
逆に、大手タクシー会社が新卒採用を取り入れているので20代の若者もタクシーを選ぶ時代になってきています。
しかし、私はタクシーを始める理想の年齢は30代・40代だと思います。
それは年齢が若いほど稼ぎやすい大手タクシー会社に採用されやすいからです。
タクシーやるなら稼ぎやすい大手のタクシーグループに行くべき
しかし、大手タクシー会社は年齢が高いほど採用されにくい傾向にあります。
タクシーは人の命を預かる仕事なので健康に厳しく、大手タクシーほど健康状態の悪い人を嫌う傾向にあります。
なので、稼ぎやすい大手タクシー会社に入るために、体に不調が出ていない若いうちの方が採用されやすいのです。
しかし先ほども言ったように、20代ではまだ運転が未熟ですし事故に対する意識も低いです。
なので、30代半ばくらいから40代でタクシー始めるのが良いかと思います。
20代でタクシー始めるなら人生のステップに!
タクシーは隔日勤務という勤務体系のおかげで、自分の時間が多く取ることができます。
なので、20代でタクシーやるなら、自分の人生のステップに必要な勉強や資格の取得などに時間を充て欲しいです。
- タクシーをやりながら自分のやりたい事を探す。
- 趣味・家族などプライベートを充実させる。
上手くやれば、タクシーは色々な意味で将来性のある仕事ではあります。
個人事業主のドライバー職への転職は慎重に!
若いうちに軽貨物事業などの個人事業主を選ぶ場合は、特に注意が必要です。
というのは、個人事業主は社会的に信用が少ない仕事です。
たとえばローンが組みにくいなどがあります。
なので、若いうちに個人事業主になり、いざ結婚をして「家を持ちたいな」と思っても、そう簡単にローンは組めません。
相手の親に挨拶に行くときも、個人事業主だと良い顔されない可能性もあります。
そういった面でもドライバー職は、ある程度の人生が決まっている中高年から始めるのが良いのです。
まとめ:ドライバー職はいつでもできるので焦らないこと
ドライバー職の良いところは、年齢・年数が関係なく若者でもすぐに稼げることです。
なので、とりあえずドライバー職に進んでしまう若者も多いです。
しかし、若さがあれば、いくらでも可能性はあります。
「自分に合った仕事って何なのか?」常に考えて、少ないチャンスをつかんでください。
30歳になり40歳も過ぎて、「資格もない、キャリアもない、やれることがない」のなら、最後の砦であるドライバー職に進むといいです。
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